ノート・手帳・メモが変わる『絵文字』の技術/永田豊志

物事を考えるときには、ビジュアルで考えることが大切である。

そんなことは知っている。絵心がないから一生懸命に図化しても、後で見返したときに「何が書いているかわからない」状態になるのだ。また、そんな図を書いた自分が恥ずかしくて仕方なくなる。
でも、ノートや手帳に(そこそこ)きれいな図を挿入したい。そんな時は誰かを真似るのが一番だ。

「ノート・手帳・メモが変わる『絵文字』の技術」は、マネッコしたい私にピッタリの一冊。本書は基本的なイラストパーツの見本をふんだんに掲載し、それらを組み合わせたビジネスで使える簡単なイラストの書き方を指南する。

作者の永田氏は過去にも「頭が良くなる図解思考の技術」など、イラストを使ったビジネス文書の書籍を書いているが、自分でノートに記入するという目的であれば、本書が一番使いやすい。

イラストはとにかく書くこと。
しかし書くにしても、サンプル集があったほうが良い。本書をコピーを常に持ち歩くのも良いが、練習も兼ねて手帳に、必要と思われる基本的なパーツを手帳に書き写してみた。

まっすぐな線も書くことはできないが、書き続ければ少しはうまくなるんだろう。たぶん、、、
とにかく書き続けることだ。