- 作者:高宮 暉峰
- 発売日: 2006/05/18
- メディア: 単行本
■はじめに
一生懸命にメモを書いた。後で読み返すと字が汚くて何を書いたのかわからない。
自分で書いた文字が読解できないのであれば、ノートを書く行為が無駄になってしまいます。
後で読み返しても恥ずかしくない美しい字を書きたい、と思ったことが過去何度あったことか、、、
きれいな字は書きたい、でも、ペン習字を習いたいとも思わない、、、簡単で効率的にきれいな字を書くテクニックが習得したいのです。
■真っ直ぐな線が書ければ時はうまくなる?
「まっすぐな線が引ければ字はうまくなる」は、書家の郄宮暉峰氏の書籍です。タイトルも魅力的ですが、が見返し部に書かれたコピーも秀逸です。
自分の字に悩むあなたに
最も基本的なところから
最短距離で字をきれいにする方法を教えます
「最短距離」で字をきれいにすることができれば、明日からは自分のメモが読めなくなることはなくなります。
とにかく、まっすぐな線が引ければ、最短距離で字がうまくなると言うことなのです。
きれいな字とは
まずは、きれいな字の定義からです。
- まっすぐな線がきれいに引けている
- 一つひとつの字のバランス、文章全体のバランスがとれている
- そのうえで書き手の個性が表れている
3つ目をすでにクリアしていると仮定すれば、まっすぐな線が引けてバランスよく書けば良いのです。もう既に美しい字を手に入れたも同然ですね。
真っ直ぐな線とは
まっすぐな線は「払う」「止める」「はねる」をしっかり意識することです。線を書くにあたってはペンを握った小指に力を入れて、肘の動きを意識して書くことが大切です。スポーツでフォームが大切なように文字を書くときもフォームが大切なのです。姿勢を正しく、紙と自分の位置にも注意して書くことに注意を払ってください。
バランスに気をつける
バランスは中心線にそって文字が左右対称であること、中心線にそって縦のラインが揃っていることに気をつける。また、漢字が10の割合に対して、ひらがな7割、カタカナ8割くらいの大きさで書く。
■おわりに
本書で書かれている要点を抜き出すと上記の3点です。とても簡単ですが、本当に出来るかどうかは普段の心がけと反復練習が大切です。
- 作者:高宮 暉峰
- 発売日: 2006/05/18
- メディア: 単行本