作者の紹介
税理士。ホームレスやうつ病を乗り越えて税理士試験に合格。お金に対する苦労の経験から、預金通帳を活用した資金繰りの管理手法を提唱する。
本書の内容
多くの社長は長財布を使う。それはお金に対するアイデンティティをはっきりと持っているから。本書はどうすればお金に対するルーズな意識を変えることができるかを指南する。
本書のまとめ
第1章のポイント
- 高級な財布を身につける人は、お金のルールを知っている人
- 「年収200倍の法則」とは、財布の購入金額×200倍がその人の年収となること
- 折りたたみの財布を使うとお札が窮屈な思いをする。長財布はお金に窮屈な思いをさせない
- 何でもかんでも財布に入れて、財布を「パンパン」な状態にしない
- ポイントカードはお金に対する感覚を狂わせる。あえてポイントカードを持たない
- やすいから買うという意識を捨てて、欲しいから買うという意識に切りかえる
- お金を軽んじる人は、人を軽んじる人。お金を大切に考える習慣を身につける
第2章のポイント
- 財布を購入したら、最初に100万円を入れ、財布にお金の感覚を覚えさせる
- お札の向きを揃えて財布に入れる
- お札は種類順に揃えて入れる。流通量の少ない5000円札を多く持つ意識が大切
- 小銭は長財布に入れずに、小銭入れで別管理する
- 会計はピン札で払う。支払う相手と金に対する思いやり
- お金に対して「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と声をかける
- 税金はしっかりと払いう
第3章のポイント
第4章のポイント
- 「汗水流して働けばお金は儲かる」は嘘。収入と支出をしっかりと理解する
- 「(お金が)これしかない」と考えない。いまある分をどう使うかをしっかりと計画する
- お金は人が運んでくれるもの。自分ひとりが良いという考えにならない
- 困難な状況でもネガティブにならず、あえてポジティブな妄想をしてみる
- 希望を持ち、とにかく一歩前に進む
- 10年後の自分をイメージする
- あえて高級品を身につける。高級品を身につけることで消費癖から脱却する
- お金に縛られない生活は、お金に対する自分のこだわりできまる
目次
- はじめに
- 第1章 人生に迷ったら「財布」を変えなさい
- 第2章 「稼ぐ人の財布の使い方」10のルール
- 第3章 財布の中身は3つに分けなさい
- 第4章 お金に好かれる人の「財布の哲学」
- おわりに
- 作者:亀田 潤一郎
- 発売日: 2010/12/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)