経営者芸人しての地位を築きつつある「たむらけんじ」さん。
現在、焼肉屋の「炭火焼肉たむら」を4件とカレーパン屋を2件経営しています。
焼き肉屋は、もっとも経営が難しい飲食店。衛生管理、価格設定、味など、、、オーナーが有名なだけで、店舗を継続させていくことは、本当に困難なことでしょう。
たむらさんの書籍「なぜド素人経営者の焼肉屋は繁盛したのか?」で、お店を繁盛させるための十ヶ条を書かれています。
この十ヶ条は、「なるほど!こういう気持ちでお店を運営すれば繁盛するのも当たり前だ!」というものばかり。
たむらさんはご自身を「ド素人経営者」と謙遜しますが、この十ヶ条は一流経営者の考え方そのものなのです。
- 日頃から人脈のタネを蒔け!
- 日頃からひとに相談する
- 意識的に人脈を作るのではなく、普段のつきあいから良好な関係を構築する
- 自己投資をしろ!(よく遊び、よく学べ)
- 年収の90%を自己投資しても必ず戻る
- よく遊ぶことが自身の成長につながる
- すぐ電話、すぐ勉強、すぐ行動!(スピード市場主義)
- 速く行動することで他人を喜ばせる
- すぐに実行できないのは人脈不足
- 「オカマの目」と「オカンの目」を持て!
- 繁盛店で一番大切なのは「お客様を喜ばせる」こと
- オカマの目は、細かいことに気がつく目
- オカンの目は、お節介なくらい気配りする目
- 常に「プラス1」のサービスを心掛けよ!
- お客様の目線で「あったらいいね」を実現する
- 明るい子を採用すべし!
- 声が大きい
- なんかシュッとした感じ
- 愛嬌がある
- アイデアと価格を決めたら妥協するな!
- 「やっぱり無理かな」がスタート地点。ここからアイデアを絞ってサービス向上を心掛ける
- ラーメン屋には手を出すな!
- ライバル店が多い
- オリジナリティが必要
- 何となく手を出せる商売ではない
- トイレはいつもキレイに!
- トイレに金運向上の神様がいる
- 妄想からすべては始まる!
- 常識を疑う
- ゲームのプレイヤー感覚で店舗経営を考える
- 何事も自分の頭で考えて実践する
- 金儲けを最優先の価値としない
さすが芸人さんですね。
お客様を喜ばせることを高い優先順位に店舗経営を行っていることが、この十ヶ条からよく分かります。
お客様をよく観察しているから、お店の居心地が良くなっていく、そしてリピーターへ。
店舗経営は芸人の視点が重要なのですね。