ビジネスでコミュニケーションをとる目的は「相手の行動を変えること」です。
作業を手伝って欲しい、自社商品を購入して欲しいなど、相手の行動を自分の意向に変えてもらうこと。
相手に正しく自分の意向を伝えるには、論理立てて自分の意見を相手に伝える必要があります。
以下は、 高橋政史著の「すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術」で紹介されている「ロジカル3兄弟」というメッセージの伝達法則です。
論理的にメッセージを伝えるという行為は、難しく考えてしまいますが、「ロジカル3兄弟」を使うことで、とても簡単にできるのです。
長男 ー 1メッセージ
長男の「1メッセージくん」は、伝えるべきメッセージをいつも一つにしぼります。
相手に結論を伝えるときは、長男の「1メッセージくん」を利用しましょう。
例えば、「この本のメッセージはずばり”バナナを食べるとやせられる”と言うことだよ」
次男 ー 2W1H
相手にメッセージの説明をするときは、次男の「2W1Hくん」に登場をお願いしましょう。。
「2W1Hくん」は、何が(What)、なぜ(Why)、どのように(How)の3つをまじえて説明します。
例えば、「この本は何(What)について言っているかというと”バナナを食べて痩せる”方法を教えてくれる。なぜ(Why)バナナを食べるとやせられるかというと・・・・・、で、何をすればいいか(How)というと・・・・・」