PRで小さな会社・お店でも、お金をかけずにテレビに出演し、大きな広告効果を得られることが可能である。
本書は放送作家である筆者が、テレビ局へのプレスリリースを通じて、テレビ出演を果たし、売上アップするためのノウハウを紹介している。
PRで1億円の広告効果を生む方法
- PRをおこなうことで、お金をかけずに広告活動ができる
- PRとは、新聞、雑誌、テレビなどのマスメディアを活用して宣伝してもらうこと
- 全国ネットのテレビで紹介されると、視聴率1%でも100万人が見ることになる
- テレビ局は、慢性的なネタ不足に悩まされている
- 積極的に会社・お店のプレスリリースをメディアに配布するべき
- 運良く採用となれば、全くお金をかけずにテレビで紹介してもらえる
CMの価格
- 朝の番組 − 200万円(15秒)
- 昼の番組 − 500万円(15秒)
- 夕方の番組 − 200万円(15秒)
- 夜の番組 − 500万円(15秒)
(すべて全国ネット)
PRでこれらCM以上の効果を無料で得ることが可能だ。
テレビに出るためのプレスリリース18の技
- テレビは1番が好き ー 日本一、世界一のキーワードを用いる
- プレスリリースをパクる ー 他者のプレスリリースを参考にして良いところを見習う
- 魔法の言葉を使う ー 節約、激安などの言葉を巧みに混ぜる
- 不景気に強いというキーワード ー この不景気のさなかでも伸びていることを強調
- アイディアをテレビから盗む ー 他の取材例から取材されやすいネタを抽出
- 情報番組は司会者の嗜好をチェック ー 特定の番組を狙うなら司会者の嗜好に合わせる
- 枕詞をつける ー ○○もびっくり、あまりの楽しさに、世界一不便で世界一○○な
- 季節ネタを利用 ー 正月、成人の日、バレンタインデーなどとあわせたイベントをつくる
- 自分で書く ー プロっぽくないほうが好感が持てる
- 想像させる ー 具体的な説明をつける
- テレビは万年ネタ不足 ー テレビはネタに困っているので積極的にプレスリリースする
- 傾向と対策をおさえる ー 各テレビ番組は好きなネタがあるので、自分のネタにあわせた番組(コーナー)にプレスリリースする
- 郵便で送る ー プレスリリースはラブレター。FAXやメールでなく郵便で送る
- 何度でも出す ー 不採用になってもあきらめずに何度も出す
- リサーチ会社を利用 ー テレビ番組にプレスリリースを打たずに、番組のリサーチ会社にプレスリリースする
- 詳細情報はネットで ー プレスリリースは必要最小限にして、詳細はネットで見てもらう
- ブログを書く ー プレスリリースを打った会社・お店のキャラクターを見てもらうためブログを書く
- コンプライアンス遵守 ー ウソは書かない
- 作者:野呂 エイシロウ
- 発売日: 2009/07/07
- メディア: 単行本