むかしあったはなしで、これからもおこるはなし。
ネット小作人id:manabu55は、いつからか読み終わった本の感想を、せっせとついったーに書き込むことにしていた。
理由は、ただ単に「本を読んだぞ!」って誰かに自慢しかたったから。
そして、誰かと交流したかったから。
昨日も、いつものように読了した本の感想をついったーに書き込んだ。
誰かが反応してくれるのを期待しながら、、、
感想を書き込んだ本の名前は、マネー・ヘッタ・チャンの「ヘッテルとフエーテル」だ。
それは、とっても善良な市民たちが、孤軍奮闘する勇気リンリンなおはなし。
本を読んで勇気リンリンになったid:manabu55は、ドキドキしながら、かなり調子に乗った書き込みをしてみた。
「誰か反応してくれますように・・・」ってつぶやきながら。
すると、翌朝、「ヘッテルとフエーテル」の作者であるid:hettachanから、不思議な呪文が送信されてきた。
不思議な呪文にかかったid:manabu55は、訳もわからず、id:hettachaの新作を購入することをついったーで約束したのだ。
そして、id:manabu55は、みんなに聞こえるように、大きな独り言をつぶやいた。
「そうか、ソーシャル・マーケティングってこういうことなんだ!」
すっかり、id:hettachanのファンになったid:manabu55は「マッチポンプ売りの少女」を読む用と保管用、友達に貸す用の3冊買ったそうな。
いつも、ネット上で孤独を感じていたid:manabu55のすさんだ心に、生暖かい風がふいたとさ。
今日も、誰かがヘッテルとフエーテル、因果の歴史がまた1ページ・・・
(ヘッテルとフエーテル風の書き方にしてみました。)
- 作者:マネー・ヘッタ・チャン
- 発売日: 2009/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
マッチポンプ売りの少女 ~童話が教える本当に怖いお金のこと~
- 作者:マネー・ヘッタ・チャン
- 発売日: 2011/04/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)