段ボール箱の中身

ビジネスのアイデアを毎日あなたに

2012-01-01から1年間の記事一覧

生きる悪知恵/西原理恵子

「ああ、まいったなぁ、サイバラさん凄いや」 これが本書を読んだ正直な感想。今年もいろんな本を読んだけど、自分の底の浅さを再認識させられてしまった。 本書は、人生相談にサイバラさんが答えるという形式。仕事、家庭、男と女、性格、トラブルと五つの…

単純な脳、複雑な「私」/池谷裕二

なるほどぉ、、、目からウロコの事実ばかり。 本書を読み終わると「もう少し適当に考えて生きよう」と「もっとしっかり考えて行動しよう」というふたつの正反対の思いが生まれてくる。脳とは人間にとってどんな部位なのかを、筆者の母校で行った特別講義をベ…

情報を瞬時に整理しアイディアを生み出す!ノート・メモ フル活用術

「本格的にノートを使うぞ!」と決心はしたものの、何を書いていいのかわからない。どういう書き方をすればいいのかわからない。こんな、つまらない考えの前にノートを書く手が止まってしまう。別に何をどんなふうに書いても構わないのだが、スタイルから入…

見開き2ページで1テーマを記入するノート術

自分なりのノート術をいろいろと考えてきましたが、色々と情報を集めた上で、現在は、次のようなやり方でノートを取っています。 ひとつのテーマやタイトルに見開き2ページ利用 ページの左側はメモ書きに利用、ページの右側は清書に利用 新しいページにアク…

おやじダイエット部の奇跡/桐山秀樹

本書に掲載されているダイエット方法はとても簡単だ。 ご飯、パン、麺類の炭水化物を食べないだけ。これだけで体重が激減するというのが本書の主張である。本書の内容は、筆者を中心に結成された「おやじダイエット部」のダイエットの軌跡を追ったものである…

気弱なあなたが交渉で成功する方法

「交渉」は、意識をせずとも毎日のように行なっている行為です。 クライアントとの折衝は交渉、上司から作業指示も交渉、奥さんに小遣いの値上げを懇願するのも交渉です。 一方的に相手の話を受け入れる、または、一方的に自分の要求を突きつけることは交渉…

ノートの空きページを瞬時に開く方法

■はじめに このひと月くらいノートの使い方について真剣に考えている。 アイデアの源泉は、手書きノートの中にあるという考えに落ち着いたからだ。オフィスでも家でも、パソコンが常に手元にあるので、いちいちノートに書き込まず、得た情報を直接パソコンに…

「空気」の研究/山本七平

読みにくい、この本、とにかく読みにくい。読み進むのに時間がかかってしまうために、読み終わるのにひと月もかけてしまった。細かい章立てもなく、一つひとつの文章が長いので論旨を追いかけるのがとても大変なのだ。頭の悪いわたしにとっては拷問のような…

2014年、中国は崩壊する/宇田川敬介

2014年に中国は崩壊する。本書4章で書かれている中国崩壊のシナリオはこうだ。 計画経済による経済成長に滞る(中国リスクを嫌う外国投資家の投資が減少) 不動産価格が下落、株価の下落(バブル崩壊) 人民元の為替が上昇(不動産価格の下落で通貨量を制限…

ノート・手帳・メモが変わる『絵文字』の技術/永田豊志

物事を考えるときには、ビジュアルで考えることが大切である。そんなことは知っている。絵心がないから一生懸命に図化しても、後で見返したときに「何が書いているかわからない」状態になるのだ。また、そんな図を書いた自分が恥ずかしくて仕方なくなる。 で…

まっすぐな線が引ければ字はうまくなる

■はじめに 一生懸命にメモを書いた。後で読み返すと字が汚くて何を書いたのかわからない。 自分で書いた文字が読解できないのであれば、ノートを書く行為が無駄になってしまいます。 後で読み返しても恥ずかしくない美しい字を書きたい、と思ったことが過去…

スマートノート術:岡田斗司夫に学ぶアイデア具現化の秘訣

はじめに ノート取りって、みなさんどうしていますか?単なるメモ書きから一歩進んで、アイデアを生み出す場にできたら素敵ですよね。今回は、岡田斗司夫さんの著書「あなたを天才にするスマートノート」で紹介されている革新的なノート術をご紹介します。こ…

読書の技法/佐藤優

大変に参考になった。 ただし、わたし達のような凡人には本書で書かれていることの実践は不可能だ。本書の全体から「知識は体系的であるべき」というメッセージを感じる。本書は体系的な知識を得るためのノウハウ集なのだ。 内容は、筆者の読書遍歴、本の読…

日本に自衛隊がいてよかった/桜林美佐

TBSラジオの番組(確かDIG)に出演していた筆者に興味を持ち、本書を読むことに。どこに興味を持ったのか? 筆者は女性でありながら、自衛隊に対して深い知識と愛を持っていたことだ。異常なまでに軍隊が好きな男は大勢いるが、女性となるとそう多くはいない。…

読むだけで彼女ができる モテる小説/ココロ社

怪しいタイトルともっと怪しい表紙に惹かれて読むことに。恋愛における理想と現実のギャップを明確にしている。 本書の要は「あなたがモテないのは恋愛に対して間違った仮説を立てている」ということだ。しっかりとした基礎データを元に仮説を立てればあなた…

なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?/田中裕輔

刺激的なタイトルと内容はあまり関連がない。高給を捨ててまでもマッキンゼーを辞める理由を本書に求めると肩透かしを食らうことになる。筆者はECサイト「ロコンド」を運営するジェイドの代表取締役田中裕輔氏。本書で書かれていることは、筆者の「私→マッキ…

この世でいちばん大事な「カネ」の話/西原理恵子

漫画家西原理恵子の自叙伝。ギャンブルに溺れ、借金苦に陥り自害した義父のエピソードが悲しい。 義父は、西原が大学を受験する日に自害した。 義父は、西原の母と死ぬためのドライブに出かけ、何度も西原の母を殴った挙句に自殺した。葬式のとき母の顔は、…

哲学思考トレーニング/伊勢田哲治

タイトルの先頭に哲学というキーワードが登場するので、思考実験などを難しい言葉で論じているような印象を覚える。しかし、本書は哲学的な観点からクリティカルシンキングをわかり易い言葉で論じている。クリティカルシンキングとは、特定の主張を批判的な…

定年後に1から始めて一流学者になる方法/鷲田小彌太

(別に学者になりたいわけではないが)「定年後に1から始めて一流学者になる方法」というタイトルに惹かれてしまった。本書はタイトルの通り、定年後に学者になるためのノウハウが書かれている。著者は、元札幌大学教授の鷲田小彌太氏。著者の専門は哲学で…

Excelで学ぶテキストマイニング入門/林俊克

従来はスパコンクラスでしか実現できなかった大量データの処理が、Hadoopの普及で一般化し、「ビックデータの衝撃」など関連書籍も多く登場しています。Hadoopが得意とするのは、非定型のデータを集計してトレンドを抽出する処理です。データを集計してトレ…

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!/ちきりん

月刊PV150万誇る人気ブロガーちきりん氏の三冊目の書籍。 本書は、20数年にわたる海外旅行で見聞きし、ちきりん氏が自分の頭で考えた海外事情を書籍化したのです。ちきりん氏が旅行した国々は、一般的な観光地にとどまらず、崩壊前のソ連、天安門事件前の中…

日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”/山田昭男

未来工業は、岐阜県の電気設備メーカーです。昭和40年創業で、社員数は780名、全国に約40箇所の拠点を持ちます。売上高は約200億円(2010年度)で、名証に上場しています。未来工業は、定年70歳、応募順の採用、ホウレンソウ禁止など、ユニークな経営方針が…

サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている/西内啓

人生には様々な悩みがつきものである。本書は多くのサラリーマンが抱える悩みは、すでに解決可能な結論が出ている説く。本書で議論されるのは以下の7つの問題。 なぜ給料は上がらないのか なぜお金が貯まらないのか どうすれば楽をして出世できるか どうすれ…

笑顔でイエスと答えると幸せになれる

人生に悔いを残さない45歳からの仕事術作者:植田 統日経BPマーケティング(日本経済新聞出版Amazon ■はじめに いますぐ人生を変えるには、すべてのことに笑顔で「イエス」と答える。そうすれば、すぐに幸せになれる 45歳。この年齢は人生のピークです。体力が…

日経ビジネスアソシエ2012年8月号「決定版 ここまで削れる!時短術」で紹介の時短書籍9冊

日経ビジネスアソシエ2012年8月号「決定版 ここまで削れる!時短術」では、仕事の時間に役立つ書籍9冊が紹介されています。 童話からクラウドまで拾いジャンルからの選書になっています。 「時間」の捉え方は様々 時短に役立つ9冊 あなたの人生の残り時間は…

プレジデント2012 8.13号「わかった!『極上リッチ』3万人の法則 10億稼ぐ人の勉強法」で紹介の仕事の教科書25冊

プレジデント2012 8.13号「わかった!『極上リッチ』3万人の法則 10億稼ぐ人の勉強法」では、稼ぐ人になるために読むべき本25冊が紹介されています。 各ジャンルのエキスパートから厳選の書籍3〜6冊が紹介されています。一般的でなく専門的でなくバランス…

「君たちはどう生きるか」読書メモ:コペルくんから学ぶ人生の智恵

コペルくんは中学2年生。勉強もいたずらも頑張る元気な少年です。コペルくんという名前はもちろんニックネーム。地動説を唱えたコペルニクスにあやかって、コペルくんと呼ばれるようになりました。名付けの親はコペルくんのおじさんです。コペルニクスは地動…

週刊東洋経済 2012 8/4号 不安な時代を生き抜く『読書の技法』

今週の東洋経済の特集は「読書の技法」。不安な時代だからこそ読むべき本160冊が紹介されています。 『不安な時代』に読むべき本 最初の特集は「『不安な時代』に読むべき本」というタイトルで、各ジャンルの専門家が15冊の本を紹介します。 日本経済 ー 再…

はじめの一歩を踏み出そう/マイケル・E.ガーバー

自分の会社を変えたいと思うのなら、まずはあなた自身が変わらなければならない。あなたが変化を望まないかぎりは、会社も十分な収益を上げることはできないのである。 ー まえがきより 著者のマイケル・E.ガーバーは、スモールビジネスのコンサルタントと…

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?/亀田潤一郎

作者の紹介 税理士。ホームレスやうつ病を乗り越えて税理士試験に合格。お金に対する苦労の経験から、預金通帳を活用した資金繰りの管理手法を提唱する。 本書の内容 多くの社長は長財布を使う。それはお金に対するアイデンティティをはっきりと持っているか…